「金色」と聞いた時、どんな「金色」を思いつきますか
「金色」といえば、折り紙に入っている「金色」のような色を思いつく人が多いのではないでしょうか。これはイエローゴールドの色をまねたものです。
金といっても、混ぜる金属の種類や配合率で色が変わります。
イエローゴールドは金が75パーセントで、残りは銀や銅。銀15パーセントと鋼10パーセントの配合から、銀10パーセントと銅15パーセントの配合までが、イエローゴールドとされています。
グリーンゴールドは金が75パーセント、銀が25パーセント。「青割り」や「青金」はグリーンゴールドを指して言われる言葉です。
レッドゴールドは金が75パーセント、銅が25パーセント。
ピンクゴールドは金が75パーセント、残り25パーセントは銅やパラジウム。
このようにしてさまざまな色を出すわけですが、ホワイトゴールドというものもあります。
ホワイトゴールドもカラーゴールドの一種。
1917年にプラチナの代用品としてアメリカで発明されたもので、長くプラチナの代役を果たしてきました。ですから、プラチナとホワイトゴールドを混同する人も多いようです。
金に銅・亜鉛・ニッケル、または金に銀・銅・パラジウムを加えたものがホワイトゴールド。ただ、ニッケルかパラジウムは5パーセント以上の比率にしないと、白みが出ないそうです。