株同様に売買できる金ETFとは

金価格上昇のメリットをそのまま享受できることで注目を集めている商品が金ETF。ETFとは、1990年代にアメリカで開発されたもので、日本で上場されたのは2007年で比較的新しい商品です。

投資信託を証券取引所で売買できる商品にしたもので、株のように誰でも売買することが出来ます。

金ETFには、

「金の現物が裏づけとなっている金ETF」
「金価格に連動する債権が裏づけとなっている金ETF」

この二種類があります。

「金の現物が裏づけとなっている金ETF」では、投資家から預かった資金は全額、金の地金購入に充てられ、そのほかの運用はされません。預かったお金の金額に応じて地金を保管し、その実物在庫に対しての有価証券が発行されます。それが証券取引所に上場され、株のように売買されます。また、金現物と交換できることもあります。

「金価格に連動する債権が裏づけとなっている金ETF」は、金の現物そのものに投資をするわけではなく、金価格に連動する債権に対して投資をすることになります。また、毎年、信託報酬という手数料がかかりますので、長期保有する際には注意が必要です。

どちらの金ETFでも、証券会社を通じて証券取引所に売買注文を出します。株と同様、買い注文が多ければ価格は上昇します。流動性や換金性の高い商品だと言えるでしょう。

プラチナにも金と同様にETFがあります。

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