金現物取引と比べた場合の金ETFのメリットや特徴

比較的新しい金取り引きの形態である、金ETFのメリットや特徴、金現物取引と比べた場合を比較してみます。

金ETFのメリット

・投資資金:少額(1万5,000円~3万前後)の資金で始めることが可能
・保管コスト:投資信託、株式と同じ扱いのため、現物のような「保管手数料」が不要
・手数料コスト:株式と同じ扱いのため、「株式手数料」に等しく現物売買に比べ非常に少額
・取引のしやすさ:株式市場(東証・大証など)が開いている間ならいつでも、注文・売買可能
・価格の透明性:株取引と同じく、板(価格・注文状況)を見ながら、売買可能
・予め指定した値段(指値)注文可能

金ETFのデメリット(金現物取引では発生しないコストが発生)

・信託報酬:金ETFは上場投資信託なので、「信託報酬」が発生
・ただ、ETFは指数連動型の投資信託のため、信託手数料が非常に少額の上、信託報酬は金ETFの価格に予め組み込まれているため、別途支払う必要ナシ
・銘柄数が220本と限定的
・「自動積立」できないケースが多い
・純資産総額が少なくなると上場廃止リスクが高くなる
・イデコ(iDeCo)は利用不可
・売買量が少ない銘柄は希望する価格で取引できないことも
・自分自身で売買のタイミングを判断しなければならない

以上のようなメリット・デメリットが存在します。自分の投資スタイルに合った投資方法なのか、よく確認してから行動する必要があるでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る