欧米で好まれている金投資の手法は

金やプラチナに投資するにはさまざまな方法がありますが、やはり、もっとも基本形な投資方法は現物投資になります。日本では価格の安いときに取り扱い店頭で金地金を買って、それを自宅に持ち帰って保管するというスタイルが最も一般的なようです。

次に人気があるのは、純金積立やプラチナ積立です。

では、日本以外の国、たとえば欧米ではどのような投資をしているのでしょうか。

ヨーロッパの場合、人気があるのは金貨やプラチナ貨です。

特に、紀元前からの長い歴史があり、その裏づけがある金貨に人気があります。日本ではそこまでではありませんが、ヨーロッパの人たちにとっては金貨はとても身近な存在なのです。資金に余裕がある時や、これこれの記念日には金貨を買う、と決めておき、少額ずつ楽しみながら定期的に買い続ける、という習慣があるようです。また、金貨にほどこされた彫刻の美しさも魅力です。

その一方、アメリカで人気なのは金ETF

そもそも、この形態が開発されたのがニューヨーク。金融機関に金を保管してもらい、その証書を売買するので、現物保管するときと違って盗難リスクがありません。そういったスタイルが投資家の注目を集めました。

日本では盗難リスクより、預け先の破綻リスクを警戒するようです。実物資産のほうが安心、というのは日本独特かもしれません。

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