金やプラチナで高収益を目指すには
人の考え方はそれぞれですから、古来多くの人々を魅了してきた金の輝きにも、産業界で活躍しているプラチナの魅力にも関心がない、という方もいらっしゃるかもしれません。
かたや、とにかく金やプラチナに関しては、なにより売却益を追求したい。かといって、金地金の購入・売却で得られる利益くらいでは、物足りない。金地金以上にハイリスクでもよいから、ハイリターンを狙いたい。そういう方には先物取引という方法があります。
商品先物取引というのは、将来の一定時期に商品を受け渡すことを約束して、その価格を現時点で決める取引のことです。
ただし、代金と商品を必ず交換しなければならないわけではありません。基本的には約束の期日が来る前に反対の売買契約をして、支払う代金と受け取る代金の差額を精算すれば取引は終了します。
取引単位は金の場合1キログラムからです。ですが、その20分の1程度の証拠金(保証金)で、1キロバーに相当する取引ができることになっています。それだけに利益も大きいのですが、損をした場合の損失も大きくなります。ハイリスク・ハイリターンの取引の典型といえるでしょう。
近年は、「金ミニ取引」という100グラムから取引できる仕組みが登場しました。
プラチナでも金と似たような先物取引ができます。