金地金を買いたくなったら、売りたくなったら・・・

金地金を取引するときに大切なのが、小売価格と買取価格。お店の「本日の金価格」には、この二つが必ず表示されています。金地金の売買は5グラムからおこなうことができます。もちろん希望の重量を自由に購入できますが、500グラム未満の金の延べ棒の売買には「スモールバー・チャージ」という手数料が上乗せされます。

また、金の延べ棒には表面に刻印がされていますが、これは装飾ではありません。金塊番号、製錬業者の商標、重量表示、素材表示、品位など、その金がどういったものかを示す重要な内容を表示しているものです。

とくに、ロンドン地金協会(LBMA)に登録された業者の金は信頼性が高いものです。日本の会社では、田中貴金属工業、三菱マテリアル、徳力本店、石福金属興業、三井金属鉱業、日鉱金属、住友金属鉱山、松田産業、これら8社だけがLBMAのリストに登録されています。

金地金の価値は世界共通です。

ですから世界中どこに持っていっても売れることになっていますが、基本的には買ったお店で売却したほうが良いでしょう。別の会社で購入した金地金を買い取ってもらうには、まず、買い取りそのものをおこなっていない店もあるので、事前の確認が必要です。それに、買い取るときに再鑑定しないといけないので、その手数料がかかったりします。

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