金の延べ棒を購入する際の手数料『バーチャージ(スモールバーチャージ)』に注意
日本やアジアにおける金地金取引の「スタンダード」は、「キロバー」と呼ばれる1キログラムの金地金を指すため、500グラム未満の金地金の取り引きには別途手数料がかかります。
これバーチャージ(スモールバーチャージ)と呼ばれ、サイズの小さな金地金を購入する際は注意が必要。
金の延べ棒と言われる金地金はある程度サイズが決まっており、主に1kg、500g、300g、200g、100g、50g、20g、10g、5gなどがあります。
バーチャージ(スモールバーチャージ)というのは金地金を加工する際の手数料のようなもので、通常流通している金地金は1kg、500gが主流となり、それ以上小さな金地金は再加工しなければならず、その際の加工賃が手数料となります。
バーチャージ(スモールバーチャージ)の主な注意点
・バーチャージ(スモールバーチャージ)とは、一般的に500グラム未満の金地金の売買で発生する別途手数料
・バーチャージに関しては、各買取業者により若干の違いがある
・自社の金地金しか買い取らない、一定未満の金地金の場合は買い取らない業者もある
・スモールバー、(300、200、100グラム)、コインバー(50、20、5グラム)といった金地金は、キロバー、500グラムバーに比べると、マイナーな存在
・バーチャージは売却時だけでなく、購入時にも発生
・購入時(顧客が業者から買う場合)と売却時(顧客が業者に売る場合)で、若干バーチャージの料金が違っている業者もある
ということで、余計な手数料を取られないためには500g以上の金地金を取り引きできるだけの資金が貯まってから購入した方が良いでしょう。