金相場はさまざまな要因から上昇傾向

ここ5年間の金相場のチャートを見てみると、2012年初頭から始まった金の価格の下落は2015年12月に底を打ち、再び上昇傾向にあるようです。

そして、これから先に金相場に影響を及ぼしそうな出来事としては、2016年6月末にはイギリスでEU離脱を問う国民投票があり、7月にはアメリカ大統領選の候補者が決まった後本選挙が始まります。

イギリスがEUに残留するならば、金融市場に大きな変動は起きないと思われます。しかし、イギリス国内にはEU離脱を求める声も強く、国民投票で離脱派が多数を占めたからといって即離脱ということにはなりませんが、その流れが加速することは間違いありません。

EU離脱ということになれば、イギリスは経済的に欧州で孤立することになるため、ポンドの価値が下落するでしょう。となれば、ポンドの価値が無くなる前に、安定資産の金を買う人が増えます。

アメリカ大統領選は、民主党はクリントン氏がすでに勝利宣言をしており、共和党もトランプ氏でほぼ確定であろうという勢いです。

トランプ氏が勝った場合金相場は上昇すると見られています。実際3月にトランプ氏が予備選挙で次々と勝利していった時期にはアメリカで金が買われました。

そうした状況で中国やロシアが大量に金を購入しようとしているとも伝えられています。中国に関しては産金会社が世界各国の金鉱山を爆買いしています。中国の経済状況自体も、金の価格が大きく変動する要因になりえます。

日本の夏の参議院選挙も、結果如何によってはある程度相場に影響を与えるかもしれません。日本でも株安や円高でアベノミクス効果が薄れつつある今、再び金投資に注目が集まりつつあるのです。

現今の世界情勢を鑑みるに、金の値段が上がる要因はあっても、下がる要因はあまり見つかりません。ですから、今は金に投資すべき時期であると言っていいと思います。

ただし、チャートも短期間で見ればかなり乱高下を繰り返しているのであくまで長期的な投資として考えるべきでしょう。

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